日常
まぶたにのる
陽の眩しさと温もり
深く息をする
またこの星はひと回り
見届けてはいないが
日付は加算され
今日を生きる
足先は冷たい
時計が分を刻み
身体を起こす
起こす
記憶
思い巡る末の選択
または無意識の行い
いずれにしても
創造がはじまる
閃きに鼓動が高まり
鳥肌を歓ぶ
脈絡のはじまりは
おわりに気づくから
信じたい
一瞬
エネルギー、空気、音、色、
象形、文字、仕種、
心が震えたい
時を越えたい
近道、寄り道、まわり道、
将に役目を全うせんとす
生命
世界が語りかけてくる
変化し続け
進化を望む
エゴを抱え
時空を行き交う
出発点
未来
あべももこ
・後記 夜が更けて朝が来るなん
て、なんて神秘的なリフレイ
ン。新しい空の色を知るたび、
未知に憧れ、わたしの生きる意
味を探しに出かけます。
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